GEキャピタル債保証コスト、上昇-ムーディーズの発表受け

20日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場で、米複合企業ゼネラル・エレクトリック( GE)の金融部門、GEキャピタルの社債保証コストが上昇した。米格 付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが19日、GEとGE キャピタルの債務格付けを引き下げ方向で見直すと発表したことに反応 した。ムーディーズはより高いリスクを理由に、GEキャピタルの格付 けが親会社よりも低くなる可能性に言及した。

ブルックフィールド・アセット・マネジメントの法人クレジット責 任者、ジョエル・レビントン氏 (ニューヨーク在勤)は「ムーディー ズのルール変更の決定によるものだ」と述べ、「これに関して企業とし てできることは限られている」と説明した。

CMAによれば、5年物GEキャピタル債のCDSスプレッドはニ ューヨーク時間午後3時(日本時間21日午前4時)現在、9.7ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の135.7bpと、この1週間で 最高水準となった。

GEの広報担当、アンドルー・ウィリアムズ氏は、同社の「流動性 と資本基盤はかつてないほど力強い」と述べた上で、ムーディーズの決 定は「当社の信用ポジションではなく、むしろ彼らの手法の変更に関係 している」と指摘した。

ウィリアムズ氏は20日、GEキャピタルが親会社への配当支払いを 再開する計画は変更されていないことを明らかにした。ブルームバーグ の集計データとGEによると、ムーディーズとスタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)は少なくとも1990年以来、GEとGEキャピタルを 同じ格付けにしている。

ムーディーズは「金融会社は従来の想定以上にリスクが高い」など とする新たな格付けの要因を公表した。

原題:GE Capital Swaps Rise After Moody’s Begins Rating Review on Risk(抜粋)

--取材協力:Mary Childs.

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