ミネアポリス連銀総裁:金融政策による雇用創出効果には限界

米ミネアポリス連銀のコチャラコタ 総裁は20日、雇用を促進する上で米連邦準備制度理事会(FRB)にで きることには限界があり、財政政策が補完的な役割を果たす必要がある との認識を示した。

同総裁はセントルイスのワシントン大学での講演で、「雇用に関し ては、金融政策それ自体で達成できることには限界がある」と指摘。 「労働需要減少の影響を減らすためには、金融および非金融政策が協調 して機能しなければならない。いずれも単独では達成できない」と語っ た。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を据え置いた今月の 会合後の声明で、失業率が8.3%となった労働市場の改善に言及。同会 合以降の一連の経済指標は、景気回復が力強さを増しつつあることを示 唆している。

コチャラコタ総裁は、FRBが物価安定の維持という責務を「十分 果たしているのは明らかだ」と述べた。その上で、FRBは単独では完 全雇用の達成には至れないとの認識を明らかにした。同総裁は今年の FOMC会合で投票権を持たない。

同総裁は、スライドを用いた講演の中で現在の米景気見通しについ ては触れなかった。

原題:Kocherlakota Says Fed’s Power Is Limited in Expanding Employment(抜粋)

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