米オラクル12-2月:利益とライセンス収入が予想上回る

データベースソフトウエアメーカー 最大手、米オラクルの2011年12月-12年2月(第3四半期)決算では、 利益と新規ライセンス収入がアナリスト予想を上回った。データ整理や 事業運営に役立つ業務用ソフトの旺盛な需要が示された。

20日の発表によると、将来の売上高の伸びの目安となる新規ソフト ウエアライセンス収入は7%増の23億7000万ドル(約1980億円)となっ た。バークレイズ・キャピタルのアナリスト、レイモ・レンショー氏に よると、アナリスト予想は3%増だった。調整後の1株利益は62セント となり、アナリストの予想平均56セントを上回った。

ブルックフィールド・インベストメント・マネジメントのマネジン グディレクター、ジョエル・レビントン氏(ニューヨーク在勤)は電子 メールで、「ライセンスの数字はわれわれの予想よりも1億ドル程度良 かった」と指摘した。

レンショー氏によれば、9-11月(第2四半期)の業績が予想を下 回ったことを受けて、オラクルは営業チームを再編して対応したが、12 -2月期は景気改善の好影響も受けた。

オラクルが示した3-5月(第4四半期)の利益見通しも、アナリ スト予想を上回った。同社は電話会議で、一部項目を除く1株利益が76 -81セントになるとの見通しを明らかにした。アナリスト予想は76セン トだった。

ハードは売上高減少

12-2月期にソフトウエアの販売は持ち直したものの、ハードウエ アの売上高はアナリスト予想以上に減少した。ハードウエアは16%減の 8億6900万ドル。レンショー氏によると、アナリスト予想は11%減だっ た。

データベースとミドルウエアのライセンス収入は9%増の17億2000 万ドル。業務用ソフトのライセンス収入は3%増の6億5800万ドル。

発表を受けて、オラクルの株価は時間外取引で上昇。通常取引終値 は1.1%高の30.10ドル。年初来では17%上昇している。

原題:Oracle Tops Estimates on Buoyant Business-Software Demand (1)(抜粋)

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