ブラジル株:ボベスパは反落-中国経済の減速懸念で商品安

20日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反落。ブラジル最大の貿易相手国である中国の成長見 通しに対する懸念の強まりによる商品相場安が響いた。

ブラジル石油公社(ペトロブラス)は1.5%安と、ボぺスバ指数の 下げの中心となった。中南米最大のレンタカー会社、ロカリザ・レンタ カーは0.9%下落。モルガン・スタンレーが投資判断をホールド相当の 「イコールウエート」に引き下げたことが嫌気された。

ボベスパ指数は前日比0.6%安の67295.56で終了。指数構成銘柄の うち下落が54銘柄、上昇は14銘柄。通貨レアルは0.1%高の1ドル =1.8185レアル。

中国が6週間足らずで2度目となる燃料価格引き上げを決定したこ とから、商品と世界の株式相場は下落。中国自動車工業協会 (CAAM)の幹部は、今年の中国自動車販売が業界予想に届かない可 能性があるとの見方を示した。また、世界最大の鉱山会社BHPビリト ンは、中国の鉄鋼生産が鈍化しつつあると指摘した。

バンコ・ウェストLB・ド・ブラジルのチーフストラテジスト、ル シアノ・ロスターニョ氏は電話取材で、「中国は引き続き強いペースで 成長しているが、世界経済のほぼ唯一の原動力のため、同国発のあらゆ るマイナス材料は市場に影響する」と指摘。「特にブラジルのような商 品輸出に依存している国にとっては影響が大きい」と述べた。

原題:Bovespa Drops on Concern China Slowdown to Hurt Brazil Exports(抜粋)

--取材協力:Christine Jenkins.

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