IMF:スイス中銀はフラン上限廃止を-デフレ脅威後退後に

国際通貨基金(IMF)はスイスの 通貨政策について、デフレリスクが後退すればスイス国立銀行(中央銀 行)はフラン相場の上限を廃止すべきだとの見解を示した。

IMFはスイス経済についての評価報告で、「為替水準に対する措 置は奏功しているものの、景気回復が軌道に乗り、デフレリスクが後退 した時点で、スイス中銀は変動相場制に戻す必要がある」とし、「先送 りすれば、インフレを煽るリスクが生じかねない」と警告した。スイス 政府は20日にウェブサイトに同報告を掲載した。

スイス中銀は今月15日の政策決定会合で、フランの対ユーロ相場の 上限を1ユーロ=1.20フランで維持することを決めた。欧州債務危機に 伴うフラン急騰を受け、昨年9月にフラン相場の上限が設定された。ス イス景気に安定化の兆候は見られるものの、中銀は必要に応じて上限を 「断固として」守る決意を表明した。

原題:SNB Should Abandon Cap Once Deflation Risk Recedes, IMF Says (1)(抜粋)

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