中国鉄鋼生産が鈍化、インフラ建設時代は終えんへ-BHP

世界最大の鉱山会社BHPビリトン は、中国の鉄鋼生産が鈍化しつつあると指摘。中国は大規模建設プロジ ェクトよりも消費者に重点を移し始めているとの認識を示した。

BHPの鉄鉱石部門のプレジデント、イアン・アシュビー氏は20 日、オーストラリアのパースで記者団に対し「大掛かりなインフラ建設 の時代が終わりを迎えるのは自明のことだ」と発言。「鉄鋼生産の伸び 率は横ばいとなるだろう。実際にそうなっている。ただ5年後くらいま ではプラスの伸びが予想される」と述べた。

鉄鉱石輸出で世界2位のリオ・ティントはパースで開かれた会議 で、最大の輸出先である中国の減速を認識していると語った。このコメ ントを受け、豪ドルは4営業日ぶりに下落した。

中国の温家宝首相は今月、今年の経済成長目標を7.5%に引き下げ た。また同国の自動車業界団体、中国自動車工業協会(CAAM)の幹 部は、今年の自動車販売がCAAMの予想を下回る可能性があると語っ ている。

リオの拡大事業担当マネジング・ディレクター、デービッド・ジョ イス氏は同会議で、「中国の国内総生産(GDP)の伸びはより早く鈍 化し始めている」と述べた上で、「われわれはこれまでのデータに基づ き、同国は今年堅実な成長を遂げソフトランディングに向かうと依然確 信している」と明言した。

原題:China Steel Growth Has Flattened as Economy Shifts, BHP Says (3)(抜粋)

--取材協力:Garfield Reynolds、Rebecca Keenan、Helen Yuan.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE