2月英インフレ率3.4%、予想ほど低下せず-アルコールと食料で

英国のインフレ率は2月に鈍化し たものの、エコノミスト予想を上回った。アルコールと一部食品の価格 上昇が電気とガスの値下がりを打ち消した形となった。

英政府統計局(ONS)が20日発表した2月の消費者物価指数は前 年同月比3.4%上昇。インフレ率は1月の3.6%から低下し、2010年11月 以来の低水準となった。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト36人 を対象にまとめた調査の中央値では3.3%が予想されていた。2月の指 数は前月比では0.6%上昇だった。

ノムラ・インターナショナル(ロンドン)のエコノミスト、フィリ ップ・ラッシュ氏は「インフレ率はこれからさらに低下するだろうが、 中期的にはイングランド銀行(英中央銀行)の目標を上回る水準にとど まる可能性がある」と述べ、「最近の商品価格の伸びが要因だ」と説明 した。

発表によると、アルコールは前月比2.6%上昇。前年同月は5.8%低 下だった。アルコールと食品、たばこ、エネルギーを除いたコアインフ レ率は2月に2.4%と、1月の2.6%から低下した。これは09年11月以来 の低水準。

同時に発表された2月の英小売物価指数は前年同月比3.7%上昇 と、1月の3.9%上昇から伸びが鈍化し、10年2月以来の低水準を付け た。住宅ローンなどを除いたベースでは3.8%上昇(前月は4%上昇) だった。

原題:U.K. Inflation Slows Less Than Forecast on Alcohol, Food (1)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans.

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