英国債:5日ぶり上昇、IMF専務理事が景気への脅威を警告

19日の英国債相場は5営業日ぶりに 上昇。国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が各国の政策当局者 に対し、世界経済への脅威を警戒するよう促したため、比較的安全とさ れる英国債の需要が高まった。

英10年債利回りは昨年10月以来の高水準から低下。米パシフィッ ク・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のモハメド・エラ リアン最高経営責任者(CEO)は、ポルトガルが第2のギリシャとな る公算が大きいとの見解を示した。これも買い材料となった。エコノミ スト調査によれば、20日公表の2月の英インフレ率は5カ月連続で低下 すると見込まれている。

インベステック・バンクのアナリスト、ブライアン・バリー氏は、 「株式とリスク資産が総じて下落したことから、安全な資産が買われた のはそれほど意外ではない」と述べ、「中期的な景気見通しが大きく変 わるかどうか、一見しただけでははっきりしない」と続けた。

ロンドン時間午後4時8分現在、10年債利回りは前週末比3ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.42%。16日には昨年10 月31日以来の高水準となる2.49%まで上昇した。同国債(表面利率 4%、2022年3月償還)価格はこの日、0.255上げ113.935となった。

原題:U.K. Gilts Advance as Lagarde Warns of Threats to Global Economy(抜粋)

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