EFSF:15億ユーロの20年債、スプレッド115bpに

ユーロ圏の救済基金である欧州金融 安定ファシリティー(EFSF)は19日に、15億ユーロ(約1650億円) 相当の20年債を発行した。欧州債務危機の封じ込めに向けた取り組みの 一環。

EFSFの発表によると、2032年償還のEFSF債(表面利 率3.875%)の利回りは指標のミッドスワップレートに115ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上乗せで決まった。BNPパリバとコメ ルツ銀行、DZバンクが幹事業務を手掛けた。発表資料によると、応札 額は約48億ユーロだった。

EFSFのクラウス・レグリング最高経営責任者(CEO)は16 日、今週3回の起債を計画していることを明らかにしていた。4400億ユ ーロ規模のEFSFはギリシャ、アイルランド、ポルトガル救済で1920 億ユーロを融資することになっている。

大和証券キャピタル・マーケッツ・ヨーロッパの経済調査責任者、 クリス・シクルナ氏(ロンドン在勤)は「115bp上乗せは売るための 価格設定だ」として、「そこからさらに若干縮小するだろう」との見方 を示した。

EFSFは今週このほか20億ユーロの6カ月物証券と30億ユーロ以 上の5年債を発行する計画。今後数カ月に調達しなければならない額を 考えると、EFSFはさまざまな年限での起債を活発化させるだろうと シクルナ氏は話している。

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