米スワップ規制でスプレッド拡大か-クレディ・スイス

米金融規制改革法(ドッド・フラン ク法)に基づく規制により、投資家は金利スワップ取引に対して証拠金 の差し入れを求められる。これにより、取引コストが増加し、スワップ スプレッドが拡大する可能性があると、クレディ・スイスが予想した。

規制変更により、スワップ取引で固定金利を受け取る投資家の多く は、契約開始時に証拠金の差し入れが必要となる。クレディ・スイスの 試算によると、この結果、長期のスワップスプレッドは0.2ポイント拡 大し0.3ポイントになる可能性がある。

店頭スワップ市場で主に取引する銀行やヘッジファンド、資産運用 会社は、2010年に成立したドッド・フランク法に基づく規制変更への対 応を続けている。これまで、店頭スワップ市場では、年金基金や保険会 社などの顧客は大抵の場合、取引を行う銀行に対して証拠金を差し入れ る必要はなかった。

クレディ・スイスの金利ストラテジスト、アイラ・ジャージー氏は 電話取材に対し、「今後のスワップ取引ではスプレッドがいくらか拡大 する可能性がある」と指摘。「そのことは長期の取引については特に当 てはまる。参加者の多くは現在証拠金を差し入れる必要のない高格付け 機関だ。彼らは、証拠金を差し入れ始めたら、それに対する見返りを求 めるだろう」と述べた。

原題:Dodd-Frank Costs Will Widen Swap Spreads, Credit Suisse Says(抜粋)

--取材協力:Matthew Leising.

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