中国の新築住宅相場、1年で最悪-規制緩和はまだ先か

中国の新築住宅市場が先月、ここ1 年で最悪の相場となった。政府が調査している多くの都市で住宅値下が りが広がっている。

国家統計局が18日発表した2月の新築住宅価格は70都市中27都市で 前年同月比で下落。変わらずは6都市だった。これは政府が全国平均の 代わりに都市別のデータを昨年公表し始めてから最悪。

中国の温家宝首相は先週、依然として住宅価格は妥当な水準から程 遠いと述べ、住宅部門を規制する取り組みを緩めないよう呼び掛けた。 温首相によれば、規制策緩和は住宅市場の「混乱」を引き起こす恐れが ある。

HSBCホールディングスの屈宏斌エコノミスト(香港在勤)は電 話インタビューで、「中国の住宅価格が一段と下落したが、すぐに政策 が緩和されることは意味しない」と指摘、「政府は不動産市場の減速が 経済成長に与える影響をそれほど懸念していない。手頃な価格の住宅建 設への投資が依然として大きいからだ」と語った。

屈エコノミストは、政府が不動産をめぐる政策を緩めるまでに住宅 価格が昨年のピークから20-30%の「有意義な調整」となる必要がある と予想している。

原題:China Home Prices Post Worst Performance in a Year on Curbs(抜粋)

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