米FRB、シティなどの推定貸倒損失額を修正-健全性審査

米連邦準備制度理事会(FRB)は ストレステスト(健全性審査)で想定した不況シナリオの下における米 銀シティグループなどの金融機関の推定される貸倒損失額を修正した。

FRBの16日の発表資料によると、計算の修正は審査通過の可否を 判断する自己資本比率には影響しない。シティグループの審査では、ス トレステストのシナリオの下で、第1先取特権を持つ不動産ローンに関 連する損失推定額が4億ドル減少して89億ドル(約7420億円)となる一 方、他のローンの推定損失は同額増えて48億ドルとなる。

FRBは資産額が500億ドルを超える金融機関に対し、新たな危機 を乗り切れるかどうかの判断材料となる資本計画の提出を求めた。13日 の発表によると、十分に強固な財務基盤があると判断された金融機関は 増配や自社株買いを承認されたが、シティグループなど4行はストレス シナリオの下で基準を満たせない恐れがあるとして計画が退けられた。

原題:Fed Corrects Loan-Loss Estimates for Citigroup in Stress Tests(抜粋)

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