英国債:下落、週ベースで3年ぶり大幅安-米インフレ兆候

16日の英国債相場は下落。10年債利 回りは週間ベースでここ3年で最大の上げとなった。米国でインフレ加 速の兆候が高まったことを受け、世界中で国債が売られる展開となっ た。

英10年債利回りはこの日、昨年10月以来の高水準を付けた。ユーロ 圏のソブリン債危機が和らぎつつあるとの観測から、安全投資を求める 動きが後退した。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・ス タメンコビッチ氏(エディンバラ在勤)は「米経済データが好調なほ か、ユーロ圏の脅威が後退しつつあり、中核国の国債から投資資金がシ フトした結果、リスク意欲が改善しているようだ」と述べ、「英国債に 対してもっと慎重な姿勢を取るよう投資家に勧めている」と続けた。

ロンドン時間午後4時41分現在、10年債利回りは前日比8ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.45%。昨年10月31日以来の 高水準となる2.49%まで上昇する場面もあった。同国債(表面利率 4%、2022年3月償還)価格はこの日、0.735下げ113.66。今週は29b p上げ、2009年1月23日終了週以降で最大の上昇となった。

30年債利回りは前日比6bp上げ3.49%。一時は3.52%に達し、10 月28日以来の高水準となった。

原題:Gilts Extend Biggest Weekly Decline in Three Years; Pound Rises(抜粋)

--取材協力:Keith Jenkins、Anchalee Worrachate.

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