米消費者マインド指数:3月は低下、インフレ期待値上昇

3月の米消費者マインド指数は市場 予想に反して低下した。燃料価格の上昇が景況感を圧迫し始めているこ とが示唆された。

3月のトムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(速 報値)は74.3と、前月の75.3から低下した。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミスト予想の中央値は76.0への上昇だった。

ガソリン価格は今年に入って17%上昇しており、さらに値上がりす れば米家計へのしわ寄せが大きくなる可能性がある。

レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのチーフエコノミ スト、スコット・ブラウン氏は統計発表前に、「消費者は現時点でかな りぎりぎりの状態にある」と指摘。「ガソリン価格が購買を抑制してい る。インフレ調整後の収入はなお非常に弱い。消費者は多くの制約を受 けている」と述べた。

前回の景気後退期入り(2007年12月)まで5年間の同指数平均値 は89だった。

現在の景況感を示す指数は84.2と、前月の83から上昇した。一方、 6カ月後の先行き景況感を示す指数は68.0。前月の70.3から低下した。

今後1年間のインフレ期待値は4.0%と、昨年5月以来の高水準と なった。前月は3.3%だった。向こう5年間のインフレ期待値は3.0% と、前月の2.9%を上回った。

ください。

原題:Consumer Sentiment in U.S. Dropped Unexpectedly in March (1)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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