ケネディクス:住宅リート4月上場、運用資産最大400億円-関係者

不動産ファンド運営のケネディク スが計画していた住宅特化型の不動産投資信託(Jリート)の上場時期 は、4月になる見通しだ。新規上場はほぼ4年半ぶりで、日本銀行の金 融緩和を受けて不動産市場が動き始めたことを示唆している。

上場時の運用資産規模は約300億-400億円程度になる見込み。複 数の関係者が匿名を条件に明らかにした。ケネディクスは昨秋、このJ リート上場準備を表明していた。ケネディクスIR担当の杉山崇則氏は 上場時期について「ノーコメント」と述べた。Jリート上場は07年10 月の産業ファンド投資法人を最後に途切れていた。

日銀の2月中旬の追加緩和を受けたデフレ脱却期待から東証REI T指数が上昇、直近までで約17%値上がりとTOPIXの約10%を上 回る。これを受け大和ハウス工業も物流施設に投資するJリートを上場 予定。東急不動産も商業施設・オフィス複合型と、住宅の2銘柄の上場 計画を進めている。

みずほ証券の並木幹郎アナリストは、市況上昇を受けて「4-5月 以降はいったん先送りしていたJリートのIPOや増資が出てくるだろ う」と述べた。ケネディクス株は住宅Jリートの上場が4月になるとの 報道を受けて午後に上げ幅を急拡大、前日比740円(4.8%)高の1万 6100円で取引を終えた。東証REIT指数終値は2.83(0.3%)高。

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