2月の米CPI:10カ月ぶり大幅上昇か、燃料高で-BN調査

米国の2月の消費者物価は、10カ月 ぶりの大幅な上昇となったようだ。ガソリン価格の値上がりが背景にあ るとエコノミストらはみている。

ブルームバーグ・ニュースが調査したエコノミスト79人の予想中央 値によると、16日発表の2月の米消費者物価指数(CPI)は前月 比0.4%上昇となる見通し。1月は同0.2%上昇だった。変動の大きい食 料品・エネルギーを除いたコア指数は、2カ月連続で前月比0.2%上昇 (78人の予想中央値)したと予想される。この日、別に発表される2月 の鉱工業生産指数も上昇が見込まれている。

キャピタル・エコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、ポー ル・デールズ氏は「ガソリン価格の上昇は、家計が避けることができな いため、良いことではない」と指摘。ただ、「それ以外の点では、多く の家計がインフレの大きな打撃を受けることはないだろう」と述べた。

米労働省はワシントン時間午前8時半(日本時間午後9時半)に CPI統計を発表する。エコノミストの予想レンジは前月比0.2-0.6% 上昇。予想通りならば、前年同月比では2.9%の上昇となり、1月に続 いて昨年3月以降で最も小幅な伸びにとどまる。コア指数は前年同月 比2.2%上昇と、1月の同2.3%上昇から伸びが減速する見通し。

米連邦準備制度理事会(FRB)は時間午前9時15分(日本時間午 後10時15分)に2月の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産 を対象)を発表する。調査によると、前月比0.4%上昇(80人の予想中 央値)が見込まれている。1月は前月から変わらなかった。

--取材協力:Chris Middleton.

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