中国の米国債保有、半年ぶり拡大-1月は0.7%増の1.16兆ドル

米国にとって最大の債権国となって いる中国は1月、米国債の保有を6カ月ぶりに増やした。欧州首脳らが 域内のソブリン債危機対策に奔走する中での保有拡大となった。

米財務省が15日公表した統計によれば、中国の米国債保有は1月 に0.7%増え1兆1600億ドル(約97兆円)と、昨年7月以来の増加とな った。

ギリシャが救済資金を得るため必要な財政緊縮策に政治的支持を得 られるかどうかで懸念が高まり、これが米国債の需要につながった。米 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債に付与 していた最上級格付けを引き下げたことを受け、中国の米国債保有は昨 年8月から減少が続いていた。

中国は昨年、米国債保有を減らした。米財務省が2001年に統計発表 を開始してから初の保有減少となった。中国の昨年末時点の米国債保有 は1兆1500億ドルと、10年12月の1兆1600億ドルと過去最高を記録し た11年7月の1兆3100億ドルから減少した。

海外勢の米国債保有では、日本が依然として2位で2%増の1 兆800億ドル。香港が7.1%増の1303億ドル、英国が299億ドル(27%) 増の1423億ドルとなった。米国債保有で最大手は引き続き米連邦準備制 度で、1兆6600億ドルをバランスシートに抱えている。

原題:China Adds Treasuries For First Time Since July on Europe Woes(抜粋)

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