英中銀ブロードデント氏:信用改善は金融緩和解除を正当化も

イングランド銀行(英中央銀行)金 融政策委員会(MPC)メンバーのブロードデント委員は、民間の債務 が高水準にとどまっていても、銀行の資金調達状況が緩和し信用供給が 改善すれば、金融緩和政策の解除が正当化される可能性があるとの認識 を示した。

ブロードデント委員は15日、ロンドンで行った講演で、「現在は米 住宅市場よりもユーロ圏に多く存在する海外のリスクが軽減すれば、英 国の銀行の資金調達コストや国内経済の信用供給に好影響を与えるだろ う」と指摘。このため、「国内の所得に対する債務の比率が概念的な歴 史的『基準』を大きく上回っていても、MPCによる金融緩和の解除が 正当化される可能性がある」と述べた。

ただ、ブロードベント委員は、現在の金融引き締めには賛成してい ないと述べ、MPCが先月に資産買い取りプログラムの規模を500億ポ ンド(約6兆5600億円)拡大し3250億ポンドとしたことは正しかったと の見方を示した。英国経済は昨年10-12月(第4四半期)に0.2%のマ イナス成長になったが、同委員は欧州中央銀行(ECB)による3年物 資金供給オペ実施後も、銀行の借り入れコストは高止まりしているとの 認識を示した。

原題:BOE’s Broadbent Says Better Credit May Warrant Stimulus Exit (1)(抜粋)

--取材協力:Scott Hamilton、Svenja O’Donnell.

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