中国は元高ペース抑制へ、変動幅拡大でも-HSBCの馮氏

中国は国際市場での人民元の活用を 促す取り組みを強化しているものの、上昇ペースは抑える見通しだと、 HSBCホールディングス香港部門の馮婉眉最高経営責任者(CEO) が指摘した。

同CEOはニューヨークでのイベントで、人民元上昇は「緩やかな ペース」となると予想。「依然として元の国際化が進められており、上 下双方向の変動があるだろう」と語った。

中国人民銀行(中央銀行)は15日、人民元の中心レートを昨年12月 以来の元安水準に設定。同通貨は2005年以降に31%上昇している。温家 宝首相は14日、元はドルに対して「均衡水準」に近い水準にあるようだ との認識を示し、当局は元の変動幅拡大を認めると表明した。

人民元は対ドルで1ドル=6.329元と、今年に入り0.5%下落してい る。過去6年間にわたり年平均4.3%上昇していた。ブルームバーグが まとめたデータによれば、元の1年物ノンデリバラブル・フォワード( NDF)は15日、6.33元で終了。これはトレーダーが1年間の元相場に ついてほぼ変わらずと予想していることを示している。

原題:China to Slow Yuan Rise, Boost Volatility, HSBC’s Fung Says(抜粋)

--取材協力:Joshua Fellman.

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