ブラジル:金利先物利回り急上昇-利下げ余地限定的との観測

15日のブラジル市場で、金利先物の 利回りが約3年ぶりの大幅な上昇となった。同国中央銀行が、9%を下 回る水準まで政策金利を引き下げない可能性を示唆したことが材料視さ れた。

2013年1月限の金利先物の利回りは26ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)上昇の8.93%となり、一段と積極的な利下げ観測の後退 が示された。通貨レアルは0.3%高の1ドル=1.7983レアル。中銀が外 国為替市場でドル買い・レアル売り介入を行ったため上昇幅は抑えられ た。

この日公表された議事録によれば、6、7日開催の中銀金融政策委 員会では、ブラジルのインフレが引き続き抑制されており、政策金利を 過去最低の8.75%をやや上回る水準まで引き下げることになる「可能性 が高い」との見通しが示された。ブラジル中銀は今月の会合で政策金利 の0.75ポイント引き下げを決定した。

クレディ・アグリコル・ブラジルのチーフストラテジスト、ブラジ ミール・カラマシ氏は電話取材で、「議事録は中央銀行の利下げが積極 的過ぎるとの懸念をやや和らげた」と指摘している。

原題:Brazil Futures Yields Jump as Tombini Signals Limit to Rate Cuts(抜粋)

--取材協力:Katerina Petroff、Ye Xie.

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