ECBメルシュ氏:市場混乱や商品相場高が成長へのリスク

欧州中央銀行(ECB)の政策委員 会メンバーでルクセンブルク中央銀行のメルシュ総裁は、今年のユーロ 圏の成長を抑制し得るリスク要因として、金融市場の新たな混乱や商品 相場高を挙げた。

同総裁は、15日発表されたルクセンブルク中銀の四半期報告書の序 文で、ECBは12年の成長率をマイナス0.1%と予想しているものの、 「債務危機が再び深刻化したり、原材料価格が一段と上昇すれば、この 見通しに影響する可能性がある」と指摘。「ルクセンブルクが景気減速 を免れることはない」と述べた。

メルシュ総裁は、「先行きの暗い経済はインフレ圧力の低下を伴う 傾向がある」ものの、「残念ながら、現在のルクセンブルクにこれは当 てはまらない」とした。「この2年余り、ルクセンブルクのインフレ率 はユーロ圏を常に上回っている」と指摘した。

原題:ECB’s Mersch Says Growth Risks Posed by Turmoil, Commodity Costs(抜粋)

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