ブラジル株:ボベスパは続落-金利見通しで小売株など安い

15日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が続落。政府担当者が政策金利について、トレーダーら が見込んでいるほど大幅な引き下げがないことを示唆し、住宅建設会社 や小売業者の売上高見通しを曇らせた。

売上高でブラジル2位の住宅建設会社シレラ・ブラジル・レアルテ ィは3.1%、時価総額でブラジル小売り2位のロジャス・アメリカナス は2.9%それぞれ値下がり。MSCIブラジル指数を構成する10業種で は、消費関連の指数の下落率が最大だった。中南米最大の製紙会社であ るクラビンは5%安と、過去最高値から下落。バンコBTGパクチュア ルが投資判断を「ホールド」相当に引き下げたことが嫌気された。

ボベスパ指数は前日比0.7%安の67749.49で終了。指数構成銘柄の うち下落が42銘柄、上昇は27銘柄。

バンコ・ウェストLB・ド・ブラジルのチーフストラテジスト、ル シアノ・ロスターニョ氏は電話取材で、「小売りや住宅建設など一部の 銘柄は、中央銀行が政策金利を恐らく9%を下回る水準まで一段と積極 的に引き下げるとの見方を背景に今年に入って上昇していたが、現在の 情勢ではそうなりそうにない」と指摘した。

ブラジル中央銀行は7日の金融政策委員会で、予想に反して利下げ ペースを加速させ、政策金利を0.75ポイント引き下げて9.75%とした。 同中銀は昨年8月以降、政策金利を合計で2.75ポイント引き下げてい る。

原題:Bovespa Declines as Homebuilders, Retailers Drop on Rate Outlook(抜粋)

--取材協力:Christine Jenkins.

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