ブラジル、政策金利を過去最低付近で1年半維持へ-当局者

ブラジルは政策金利を過去最低に近 い水準で今後1年半にわたり維持する見通しだ。政府当局者1人が明ら かにした。

ブラジル中央銀行は15日、インフレ率が今年は4.5%の目標前後に 鈍化し、政策金利を過去最低の8.75%を「わずかに上回る」水準まで引 き下げる余地が出てくるとの見通しを示した。

一方、中銀が集計したアナリスト予想の中央値によると、インフレ 率は2012年が5.3%、13年は5.5%と見込まれている。このためトンビニ 総裁は政策金利を5月までに9%に引き下げた後、来年の早い時期には 政策転換を余儀なくされるとの見方が金利先物市場の動きに示されてい る。

同当局者は匿名を条件に、世界経済の成長減速や欧州債務危機の最 終的な解決の遅れを考えば、ブラジルでのインフレ加速を予想する理由 はないと指摘。このため政府は金利が今後1年半は過去最低に近い水準 に維持されると予測していると説明した。

来年の早い段階での利上げ再開観測が後退したことから、金利先物 市場では2016年1月限の利回りが低下。現地時間15日午後3時57分(日 本時間16日午前3時57分)時点で6ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低い10.53%。

原題:Brazil Anticipates Keeping Rate at Near Low Over 18 Months (1)(抜粋)

--取材協力:Raymond Colitt、Matthew Bristow.

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