ゴールドマン、「社風の変化」で顧客の扱い粗雑に

米保険会社アメリカン・インターナ ショナル・グループ(AIG)のモーリス・グリーンバーグ元会長は、 ゴールドマン・サックス・グループの「社風が変化し」、顧客の扱いが 粗雑になったとの見方を示した。

グリーンバーグ氏は15日、ブルームバーグテレビジョンのインタビ ューで、ゴールドマンが上場して以降、「同社を動かしてきたのはイン ベストメントバンカーではなく、トレーダーだ」と指摘。「トレーダー というのは記憶力が悪く、目先の事にしか目を向けない。この変化がゴ ールドマンの社風を大きく変えた。インベストメントバンカーとしての 企業を代表しているのはゴールドマンではない」と続けた。

ゴールドマンでエグゼクティブディレクターを務めたグレッグ・ス ミス氏は、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)への寄稿で、「会社 の道徳心の低下」の責任がロイド・ブランクファイン最高経営責任者 (CEO)とゲーリー・コーン社長にあると批判。またゴールドマンが 投資家を欺いたとして米証券取引委員会(SEC)から提訴され、5 億5000万ドル(約460億円)を支払い和解した後もなお、同社幹部は顧 客をぞんざいに扱っていると記した。

グリーンバーグ氏は、AIGを経営していた当時は投資銀行として ゴールドマンを頼りにしていたと説明。その後AIGは、保証したゴー ルドマンの債務担保証券(CDO)に絡んで巨額の損失を出し、資金不 足に陥った。

原題:Goldman’s ‘Change in Culture’ Hurts Clients, Greenberg Says (1)(抜粋)

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