新ポルトガル支援を今議論するべきではない-レーン欧州委員

欧州連合(EU)の行政執行機関、 欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は15日、新たなポルトガル 支援プログラムについての議論を「今始める」ことは、同国だけでなく ユーロ圏の利益にならないとの見解を示した。

同委員はポルトガル議会で、同国は現行プログラムの実施に注力し なければならないと言明。「ポルトガルは改革実施に必要な時間を与え られており、実施は持続的な経済成長の再開へ導くだろう」と説明。新 たな支援は「債務の増加を意味する」と続けた。

欧州中央銀行(ECB)の元理事、ロレンツォ・ビニスマギ氏は英 紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に寄稿し、債務再編をギリシャだ けにとどめたいのであれば、ポルトガルとアイルランドに追加支援が必 要となる可能性を当局者は認識する必要があると指摘した。寄稿はFT のウェブサイトにこの日掲載された。

ポルトガルは780億ユーロ(約8兆5000億円)規模の救済計画の条 件を満たすため、増税や歳出削減に取り組んでいる。レーン委員は、ポ ルトガルのプログラムは軌道に乗っており、勢いが維持されていること が重要だとも述べた。

原題:Rehn Says Isn’t in Portugal’s Interest to Talk of More Aid (1)(抜粋)

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