対米中長期証券投資:1月は1010億ドル買い越し、逃避需要で

1月の対米証券投資は買越額が前月 から拡大した。欧州債務危機の影響で米国の金融資産が安全な逃避先に 選ばれた。

米財務省が発表した1月の対米証券投資統計によると、外国の政府 と投資家の中長期金融資産取引額は外国人からみて1010億ドルの買い越 しとなった。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値 は385億ドルの買い越しだった。前月は191億ドルの買い越しだった。

株式スワップなど短期資産を含む金融資産の合計は188億ドルの買 い越しと、前月の952億ドルの買い越しから縮小した。

TDセキュリティーズのシニア米国ストラテジスト、ミラン・ムル レイン氏は「米金融資産への投資急増は、世界的に優位な米証券への健 全な投資意欲を示している」と指摘。「特に米国債への需要が強かっ た。世界の投資家にとってはリスク志向が改善しつつある状況でも米国 債が『安全な逃避先』として映っている」と続けた。

中国は引き続き世界最大の米国債保有国となり、保有額は1兆1600 億ドル。続いて日本が1兆800億ドルの保有額だった。

原題:International Demand for U.S. Assets Rose in January (2) (抜粋)

--取材協力:Daniel Kruger、John Detrixhe.

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