香港株(終了):上昇-不動産規制観測で下落銘柄も多い

香港株式市場では、ハンセン指数が 上昇。ただ、中国が不動産規制を維持するとの観測から、不動産関連銘 柄が売られるなど、下落銘柄も多かった。

中国最大のインターネット企業、テンセント・ホールディングス (騰訊、700 HK)は、2011年10-12月(第4四半期)が増益になったこ とを受け、4.1%値上がり。オンラインゲームの収入増が増益に寄与し た。

中国本土の不動産開発会社、碧桂園(2007 HK)を中心に不動産株 は下落。中国の温家宝首相が14日、住宅価格がまだ割高だとの認識を示 したことが響いた。チャイナ・リソーシズランド(華潤置地、1109 HK)も下げた。金相場が2カ月ぶり安値に下落したことで、紫金鉱業 (2899 HK)など産金銘柄も安い。子供服メーカーの博士蛙国際(1698 HK)も下落した。

ハンセン指数は前日比45.64ポイント(0.2%)高の21353.53で終 了。年初からの上昇率は約15%。ハンセン中国企業株(H株)指数は前 日比0.5%安の11240.57で引けた。

リンセアン・ホールディングスのマネジングディレクター、フラン シス・ルン氏は、「不動産価格はまだ一般庶民にとってはるかに手の届 かない水準にあり、それが大衆の反感を生んでいる」と指摘。「われわ れは大幅な修正があると期待している。株価上昇は、温首相が金融政策 を若干緩和するという根拠のない期待に基づいていた」と述べた。

原題:Most Hong Kong Stocks Decline on China Property Curb Speculation(抜粋)

--取材協力:Kana Nishizawa.

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