中国株(終了):下落、対中直接投資減で景気減速懸念高まる

中国株式相場は下落。指標の上海総 合指数は約1カ月ぶりの安値を付けた。中国への海外からの直接投資が 減少し、同国経済の減速が悪化するとの懸念が高まった。

万科企業(000002 CH)や保利房地産集団(600048 CH)が下落し、 両社などで構成される不動産株の指標は2日ベースで2010年11月以来の 大幅安となった。温家宝首相が14日、住宅価格は妥当な水準からは程遠 いと述べたことが材料視された。

重慶市共産党委員会の薄熙来書記が事実上解任されたことを受け、 重慶ビール(600132 CH)や重慶長安汽車(200625 CH)を中心に、同市 に本拠を置く企業が下落。金相場が8週間ぶり安値まで下落したこと で、中国最大の産金会社、紫金鉱業(601899 CH)は2.3%安。

浙商証券の王偉俊ストラテジスト(上海在勤)は「経済はまだ下向 き傾向にあり、第1四半期の企業業績はそれほど良くならないだろう」 と指摘した上で、「大企業のバリュエーション(株価評価)はかなり低 いため、一段の大幅な下落はありえない」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比17.46ポイント(0.7%)安の2373.77と、 2月20日以来の安値で終了。上海、深圳両証取のA株に連動している CSI300指数は前日比0.8%安の2585.55。

原題:China Stocks Drop as Investment Slump Adds to Economic Concerns(抜粋)

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