インド:レポ金利8.5%に維持、3会合連続-インフレが加速

インド準備銀行(中央銀行)は15 日、3会合連続で政策金利を据え置いた。同国では2月にインフレが加 速した。同中銀はまた、16日の政府予算案に盛り込まれる財政赤字削減 策の行方を見守っている。

インド中銀は同日の声明で、政策金利であるレポ金利を8.5%に維 持すると発表した。ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト 調査では、22人中19人が金利据え置きを予想。3人は0.25ポイントの利 下げを見込んでいた。中銀は今後の動きが利下げ方向になるとの立場を あらためて示した。

今月に入りインドネシアや韓国も政策金利を据え置いている。投資 が減少し、欧州債務危機が輸出に打撃を与える中、一段の景気減速を防 ぐ必要性と物価上昇圧力との間でバランスを取った。インド中銀はほぼ 3年ぶり低水準にある経済成長に対応するため、持続的なインフレ緩和 と財政赤字削減に向けた動き次第では、利下げもあり得ることを示唆し ている。

スタンダードチャータードPLCのエコノミスト、アヌブチ・サヘ イ氏は「原油高と通貨ルピー安がインフレの軌道に非常に大きな懸念を もたらしている」と指摘。「インド中銀は利下げに乗り出す前に、16日 の政府予算案で財政赤字縮小の方向性が示されるのを見たいと考えてい る」と述べた。

原題:India Holds Rate for Third Meeting as Inflation Accelerates (1)(抜粋)

--取材協力:Manish Modi.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE