三菱地所G:私募リートが運用資産510億円に拡大-需要増受け2回目

三菱地所グループは、オープンエン ド型非上場リート(不動産投資信託)の運用資産規模を3月中に510億 円に増額する見込みだ。増資は運用開始以来2回目となる。不動産市場 を取り巻く環境の改善や機関投資家の旺盛な需要を受け、オフィス、賃 貸住宅、商業施設への投資を拡大する。

三菱地所投資顧問(東京都千代田区)の有森鉄治社長が14日、ブ ルームバーグ・ニュースの取材で明らかにした。増資するのは日本オー プンエンド不動産投資法人で、昨年3月に約300億円で運用を開始。す でに同9月に400億円まで増額している。

有森社長は「私募リートは安定した賃料収入を裏付けとしたコア商 品であり、機関投資家にとって投資を検討するに値するものであるとい う認知度が高まっている」と語った。野村不動産や三井不動産もグルー プの私募リートの運用規模を拡大する方針を示しており、非上場私募リ ートの市場規模が広がっている。

日銀が消費者物価の上昇率1%を目指す方針を示すなど金融緩和 を強化する中、不動産株や東証REIT指数はデフレ脱却への期待から 上昇傾向が鮮明になっている。TOPIX不動産業指数は2月15日以 降の上昇率は約11%、東証REIT指数は約11%とTOPIX指数の 約7%を上回って推移している。

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