米シティ、当局の承認前に配当方針示したのは過ち-マヨ氏

米銀シティグループは、当局の承認 を確保する前に増配する方針を示すという過ちを犯したとCLSAのア ナリスト、マイケル・マヨ氏は指摘した。同行は米連邦準備制度理事会 (FRB)のストレステスト(健全性審査)の自己資本基準を下回っ た。

マヨ氏は14日付の顧客向けメモで「シティは今年より多くの資本を 還元する考えを示唆していたが、当局の承認を得られなかった。これが シティはまだグレーゾーンで経営しているとの疑念をもたらした」と指 摘。「資本計画の頓挫は企業文化が変わってないことを示す新たなサイ ンだ」と付け加えた。同氏はシティの投資判断を「アンダーパフォー ム」としており、同行のコーポレート・ガバナンス(企業統治)を以前 から批判している。

金融危機時に減配を実施したビクラム・パンディット最高経営責任 者(CEO)は株主により多くの資本を還元する準備が整っていると発 言していた。しかし、FRBが13日にシティの資本計画に反対。同行は 年内に修正案を提出する方針を表明した。

FRBはシティの計画では厳しい不況下で自己資本が最低要件を下 回ると試算した。ただ、現行の配当水準には反対しなかった。

原題:Citigroup Committed Error With Dividend Comment, Mayo Says (1) (抜粋)

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