NY金:一時8週ぶり安値-米追加緩和の「期待打ち砕かれた」

ニューヨーク金先物相場は続落。一 時8週間ぶりの安値となった。米景気回復に伴い、金融当局による追加 の刺激措置は控えられるとの観測が強まった。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は前日の声明で景気判断を引き 上げ、労働市場は改善していると指摘。一段の債券購入開始への期待が 弱まった。金は2008年12月以降85%余り上昇している。FOMCが政策 金利を過去最低に引き下げ、量的緩和第1、2弾で住宅関連証券や国債 を2兆3000億ドル相当購入したことが背景にある。

ヘレウス・プレシャス・メタルズ・マネジメント(ニューヨーク) のトレーダー、フレッド・シェーンスタイン氏は電話インタビューで、 「昨日のFOMC声明で、近い将来の緩和措置に対する期待がすべて打 ち砕かれた」と指摘。「金から資金が大量に流出している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比3%安の1オンス=1642.90ドルで終了。先月29日以来の 大幅下落となった。一時は1639.20ドルと、1月17日以来の安値を付け る場面もあった。

原題:Gold Slumps to Eight-Week Low on ‘Ruined Hopes’ for Fed Stimulus(抜粋)

--取材協力:Glenys Sim.

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