PIMCOエラリアン氏:銀行審査は良い兆候、QE3は実施

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のモハメド・エラリアン最高経営責任 者(CEO)は、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融機関を対象に 実施したストレステスト(健全性審査)について、景気にとって良い兆 候だとの見方を示したものの、金融当局はまだ追加の資産購入を実施す る可能性があると指摘した。

エラリアン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「信頼性があり明らかに良い知らせだ。実体経済への本格的な融資が始 まるであろうと誰もが大きな希望を抱いている」と述べた。

FRBが13日発表したストレステストの結果によると、米大手金融 機関19社のうち15社はリセッション(景気後退)のシナリオでも十分な 自己資本水準を維持できると判断された。同シナリオでは、これら金融 機関は配当の支払いと自社株買いを続けると想定されている。

エラリアン氏は「今後の第一歩として株主への資金還元を望むこと だろう。これは易しい一歩だ」とし、「困難なのはさらなるリスクをと り経済活動に融資を提供することだ。景気回復の勢いを増し続ける必要 があるため、これが最も重要だ。流動性が下支えしている状態から、フ ァンダメンタルズが支える状態にまだ移行していない」と説明した。

さらに、「当社はいずれ恐らく量的緩和第3弾(QE3)が現実化 するとみている。理由は単純で、成長の内的原動力が勢いづいていると はいえ、米経済が直面するあらゆる逆風を考慮すればまだ十分な強さで ないためだ」と続けた。

原題:Pimco’s El-Erian Says Bank Tests a Good Signal for Economy (2)(抜粋)

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