英国債:下落、10年債利回り2.34%-米景気判断引き上げで

14日の英国債相場は下落。10年債利 回りは昨年9月以降で最大の上昇となった。米連邦準備制度理事会 (FRB)が前日開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で景気判断 を引き上げたことを背景に、主要中銀が資産購入拡大を手控えるとの観 測が高まった。

英2年債は続落。2月の英失業者数が市場予想を上回る増加となっ たものの、相場の支援要因とはならなかった。米モルガン・スタンレー は、英国債よりもドイツ国債への投資が有利だと顧客に指摘。英経済が ユーロ圏よりも早く回復するため、イングランド銀行(英中銀)が量的 緩和(QE)を拡大する公算が小さくなるとの観測を挙げた。英政府 は15日に30年債入札を実施する。

モルガン・スタンレーの債券ストラテジスト、アンソニー・オブラ イエン氏(ロンドン在勤)は「確率が半々とみられる新たなQEからの 支援を得られない場合、英国債利回りはドイツ国債に比較して大きく上 昇するだろう」と発言。「30年債入札が明日あることから、長期債はや や軟調となるかもしれない」と付け加えた。

ロンドン時間午後4時28分現在、10年債利回りは前日比17ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.34%と、昨年12月6日以来 の高水準となった。終値ベースでは9月13日以降で最大の上昇。同国債 (表面利率4%、2022年3月償還)価格はこの日、1.68下げ114.64。

2年債利回りは前日比5bp上昇し0.52%。一時は0.54%に達 し、11月11日以来の高水準を付けた。

原題:U.K. Gilts Drop on Fed as Morgan Stanley Prefers German Bunds(抜粋)

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