中国株(終了):3カ月ぶり大幅安-温首相の発言で不動産懸念加

中国株式市場では、指標の上海総 合指数が約3カ月ぶりの大幅下落となった。温家宝首相が、住宅価格は 妥当な水準からは程遠いと述べたことが材料視された。

温首相は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉幕に当たって の記者会見で、不動産市場の規制緩和は「混乱」につながるとの認識を 示した。保利房地産集団(600048 CH)などを中心に不動産株が下落 し、同社株などで構成される不動産株の指標は3.7%安。万科企業 (000002 CH)や金地集団(600383 CH)も売られた。安徽海螺水泥 (600585 CH)や華新水泥(600801 CH)などの建材関連株も値を下げ た。

上海明河投資管理の張翎ゼネラルマネジャーは「温首相の演説で、 不動産規制が従来予想よりも長期間維持されるという懸念が高まった」 と指摘。「不動産中国経済の大きな部分を占める」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比64.57ポイント(2.6%)安の2391.23で終 了。昨年11月30日以来の大幅安水準。一時は0.8%高を付けていた。上 海、深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数は前日比2.8%安 の2605.11。

原題:China Stocks Fall Most in 3 Months as Wen Fuels Property Concern(抜粋)

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