ブラジル:為替で「愚か者の役」は演じない-レアル高阻止へ

ブラジルのマンテガ財務相は、富裕 国が市場シェアを拡大するため自国通貨の下落を誘導しているのに、同 国が「愚か者の役」を演じる考えはなく、通貨レアル高を容認しない姿 勢を示した。

同相は上院で、「ブラジルの主要な防衛手段は為替レートの管理 だ」と証言。政府がレアル高の抑制措置を講じていなければ、レアルは 現在、1ドル=1.40レアルの水準にあるだろうと述べた。

政府によるレアル高抑制策を受けて、レアルは今月に入って4.5% 下落し、ブルームバーグが追跡する主要16通貨の中で騰落率が最低とな っている。レアルは今年1、2月に対ドルで8.7%上昇していた。

先週ドイツを訪問したルセフ大統領は、いわゆる「通貨のツナミ」 から自国を守るため必要な全ての措置を講じると言明した。

同大統領は12日、期間5年以内の国外借り入れと海外起債に6%の IOF税(金融取引税)を適用した。IOF課税は当初、期間2年を上 限に実施されたが、今月1日に3年へと期間が拡大されていた。レアル はサンパウロ市場で午後4時10分(日本時間14日午前4時10分)現 在、0.2%安の1ドル=1.7987レアルで取引されている。

原題:Brazil Won’t Play ‘Idiot’s Role’ on Currency, Mantega Says (1)(抜粋)

--取材協力:Arnaldo Galvao.

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