ホンダ「シビック」人気、米国で回復-ガソリン高も追い風

米国ホンダの岩村哲夫社長は12日、 「シビック」の販売が競合する小型車を上回っており、現状を維持する ために同社は十分な手立てがあると語った。シビックは昨年、品質や乗 り心地について厳しい評価を受けたほか、米国での供給逼迫(ひっぱ く)の影響を受けた。

米市場でのシビックのセダンとクーペの販売台数は、今年最初の2 カ月間で45%増の4万8970台。これはトヨタ自動車の「カローラ」や米 ゼネラル・モーターズ(GM)の「クルーズ」を上回る。

岩村社長はカリフォルニア州にある米国ホンダ本社でのインタビュ ーで、昨年は供給が混乱したものの、北米では現在、シビックの十分な 生産能力があると説明。「競合他社がシビックを狙い撃ちにしても、わ れわれには十分な反撃の手段がある」と述べた。

シビックは1973年からホンダの米国事業の中核となってきた が、2002年以降は小型車販売で首位に立つことがなかった。シビックの 昨年の米販売台数は15%減の22万1235台と、1992年以来の低水準にとど まった。

自動車価格情報サイト、米トゥルーカー・ドット・コムのアナリス ト、ジェシー・トプラック氏は、米国でのガソリン価格上昇がシビック の追い風になっており、少なくともさらに4カ月は需要を支えるはずだ と指摘。「今年首位に立つ可能性はかなり高い」との見方を示した。

原題:Honda Plots Civic Rebound Buoyed by Inventory, Gas Prices (1)(抜粋)

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