米国はサウジやUAEなどから原油増産の確約得た-関係者

米国はサウジアラビアとアラブ首長 国連邦(UAE)、クウェートから、対イラン経済制裁の影響を打ち消 すことを目的とした原油生産拡大で確約を得た。米国と産油国の協議へ の参加者が明らかにした。

増産で正式の要請や交渉、合意はないものの、米当局者は、サウジ とUAEが石油価格の劇的な上昇回避のため十分な増産を実施すると確 信していると語った。

国際エネルギー機関(IEA)がまとめた2月10日付市場リポート によると、サウジ、UAE、クウェートの3カ国の余剰生産能力は日 量247万バレルで、その大半がサウジだ。イランが生産する350万バレル を全て賄うほどではないが、7月に始まるイラン産原油輸入の全面禁止 措置による伴う原油やガソリン価格の上昇は抑えられる見通しだ。

IAFアドバイザーズ(ヒューストン)の調査ディレクター、カイ ル・クーパー氏は13日の電話取材に対し、「オイルショックや1バレル =150ドルへの原油相場上昇を避けたいサウジにとっては非常に実利的 な対応だ」と指摘。その上で、「サウジがイランの生産分をすべて補う ことはできそうにないため、市場では一定の疑念も生じるだろう」と述 べた。

原題:U.S. Said to Have Received Saudi Assurances on Ample Oil Supply (抜粋)

--取材協力:Ayesha Daya、Katarzyna Liwinska、Grant Smith、山口裕 子. Editor: Margot Habiby

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