米モルガンS:FRBは資本計画に反対せず-配当支払いなど

米モルガン・スタンレーは13日、シ ティグループとの合弁証券会社の株式追加購入を含む同社の資本計画に ついて、米連邦準備制度理事会(FRB)は反対しなかったと発表し た。

同社の発表文によると、FRBは現在の普通株・優先株の配当支払 いにも異議を唱えなかった。配当金の引き上げや株式買い戻しの有無に は言及していない。

FRBは米主要行に対し、景気の下降局面でも一定水準の自己資本 を確保し、融資を継続する信頼できる計画の提示を求めている。この日 公表されたストレステスト(健全性審査)結果では、モルガン・スタン レーの中核的自己資本(Tier1)比率は最悪の場合5.4%への低下 が予想されたものの、最低基準の5%は上回る見通し。

同社はシティとの合弁証券、モルガン・スタンレー・スミス・バー ニーの株式を5月に14%買い増して出資比率を65%に高める選択権を有 し、向こう2年のうちに完全子会社化する可能性もある。ゴールドマ ン・サックス・グループのアナリストは1月の投資家向けリポートで、 モルガン・スタンレーの株式の追加取得コストは恐らく約27億ドル (約2250億円)になるとの試算を示した。

モルガン・スタンレーは1株当たり27セントとしていた配当を09年 に5セントに引き下げて以降、この水準を維持している。同社には06年 に承認された自社株買い計画で15億6000万ドルの枠が残っているが、過 去3年では一度も買い戻しを実施していない。

原題:Morgan Stanley Says Fed Didn’t Object to Brokerage Purchase (1)(抜粋)

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