【テクニカル分析】ユーロは昨夏以来の112円80銭へ-エリオット分析

三井住友銀行の宇野大介チーフス トラテジストは、ユーロ・円相場が4月中にも1ユーロ=112円80銭 程度と昨年8月以来のユーロ高・円安水準を付けるとみている。

宇野氏は13日のインタビューで、ユーロ・円相場は1月に「ボト ムを付けた」と指摘。エリオット波動分析に基づき、現在は数カ月単位 の上昇局面で「第5波を付けに行く途上にある」と述べた。政府・日本 銀行が円売り介入を実施した昨年8月4日以来の高値となる112円80 銭程度まで「5月より前に」上昇すると予想した。

ユーロ・円相場は1月16日に一時97円04銭と2000年12月以 来の安値を記録。しかし、その後は26日に102円21銭まで上昇(第 1波)。2月1日に99円25銭に下げた(第2波)後、27日は約4カ 月ぶり高値の109円93銭まで上昇(第3波)。今月6日に105円65 銭に下落した(第4波)が、14日には一時108円74銭と約2週間ぶ りの高値を付けた。

エリオット波動理論は、会計士のラルフ・ネルソン・エリオット氏 が大恐慌時代の1938年に発表。相場変動は推進3波、調整2波という 予測可能な5つの波で構成されるとした。波の値幅はフィボナッチ級数 として知られる一連の数字に関係することが多い。

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