ECB総裁:危機小康は好機、政府と銀行は取り組み強化を

欧州中央銀行(ECB)のドラギ 総裁は13日、市中銀行と政府はソブリン債危機が小康状態にあるのを最 大限活用すべきだとの見解を示した。同総裁は物価安定を確実にする責 務への回帰を目指している。

同総裁はパリで講演し、政策担当者はユーロ圏経済に「継続した安 定化の兆候」があると判断しており、銀行は「利益の留保や配当と賞与 を減らすなどして弾力性をさらに高めるため、こうしたより良好な状況 を利用すべきだ」と指摘。「金融システムは経済に貢献すべきであり、 その逆であってはならない」と論じた。

ドラギ総裁は、ECBの取り組みは「各国の政策によって補完され る必要がある」と述べ、「経済改革をさらに推進するためにこうした金 融が安定している局面を活用する必要がある」と、各国政府に呼び掛け た。

原題:Draghi Says Euro Crisis Lull Must Spur Governments, Banks to Act(抜粋)

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