ギリシャ債利回り、23年償還債が42年償還債上回る-債務懸念反映

ギリシャの債務再編後、同国の2023 年2月償還債の利回りが42年償還債の利回りを上回っている。ギリシャ が債務をコントロールできないとの懸念が市場に依然として根強いこと を示唆する現象だ。

ギリシャ債保有者は先週、1000億ユーロ(約10兆8000億円)余りの 減免に応じ、史上最大のソブリン債再編が実現した。再編の目的は、ギ リシャの債務残高を2020年までに国内総生産(GDP)比で約120%に 低下させること。昨年は160%だった。

クレディ・アグリコルCIBの債券ストラテジスト、オーランド・ グリーン氏は「債務の交換・再編を実施しても、ギリシャには問題が残 っている」と指摘。「ギリシャは目標を達成する必要がある。債務の持 続可能性が引き続き主な懸念事項であり、それが国債の価格およびイー ルドカーブ(利回り曲線)に反映されている」と説明した。

ギリシャの23年2月償還債(表面利率2%)の利回りはロンドン時 間午前10時58分現在、前日比44ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇の18.89%。一方、42年償還債の利回りは19bp上げ て13.98%。

原題:Greek 2023 Bonds Yield More Than 2042 Securities on Debt Concern(抜粋)

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