自民党:上場企業に「独立取締役」の複数選任を義務化-統治改革案

自民党は13日午後、上場企業に対 して複数の「独立取締役」の選任を義務付けることを盛り込んだ企業 統治改革案を公表した。党本部で開いた企業・資本市場法制プロジェ クトチームなどの合同会議で柴山昌彦法務部会長らが提示した。今後、 議論を重ね、月内にも提言としてまとめる。

改革案は、オリンパスの損失隠し問題などを受けて検討していた。 同案は、現行法の「社外取締役」をより独立性の高い「独立取締役」 にあらため、要件を「主要な取引先関係者」や「その会社から多額の 報酬などを受け取る専門家」以外の者から選任するよう厳格化。その 上で、上場会社については「複数独立取締役の選任を上場規則で明定 すべきであり、それができなければ法律で義務付ける」ことを求めて いる。

企業統治改革をめぐっては民主党も財務金融部門会議の「資本市 場・企業統治改革ワーキングチーム(WT)」(座長・大久保勉政調副 会長)が近くまとめる提言に、上場企業などに対し社外取締役の選任 を義務付ける方策を盛り込む方向で調整している。社外取締役の選任 義務付けは、これまで民主党WTが行ったヒアリングで日本経団連、 日本商工会議所などが反対表明している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE