2月の米小売売上高は5カ月ぶり大幅増か-BN調査

2月の米小売売上高は、5カ月ぶり の大幅増加となったもようだ。自動車需要が2008年以来の強さとなった ことが全体を押し上げたとエコノミストはみている。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト81人の予想中央 値によれば、2月は前月比1.1%増が見込まれている。1月は同0.4%増 だった。自動車を除いたベースでは同0.7%増の予想。

米衣料小売りのギャップやターゲットなどの2月の既存店売上高は アナリスト予想を上回り、雇用市場の回復が個人消費を押し上げつつあ ることを示唆した。ただ賃金の伸びが限定的であることから、米連邦準 備制度理事会(FRB)は現状を十分とは捉えていない可能性が高 い。13日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)は、少なくと も2014年末まで政策金利を低水準に維持するとした指針を確認する見通 しだ。

TDセキュリティーズの米国担当シニアストラテジスト、ミラン・ マルレイン氏(ニューヨーク在勤)は、「労働市場が拡大しつつあり、 信用も改善している。これらは個人消費の2つの大きな源泉だ」と指 摘。その上で、「経済が望ましい水準に近づいていないため、FRBは まだ勝利宣言しないだろう」と語った。

米商務省はワシントン時間午前8時半(日本時間午後9時半)に小 売売上高を発表する。予想レンジは前月比0.5-2.1%増。

同省が午前10時(日本時間午後11時)に発表する1月の企業在庫 は、販売回復を受けて前月比0.5%増になったと予想されている。昨 年12月は同0.4%増だった。

--取材協力:Chris Middleton.

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