WTO上級委:ボーイングの補助金は協定違反-パネル報告支持

世界貿易機関(WTO)の上級委員 会は12日、米航空機メーカー、ボーイングが米連邦・州政府から受け取 った補助金の影響で、競合する欧州のエアバスに53億ドル(約4400億 円)余りの損害を与えたとする最終報告を発表した。

上級委は、次世代中型旅客機「787」(ドリームライナー)を含む 航空機開発に際して、米国が連邦調査費や自治体支援を通じてボーイン グに補助金を出していたとする昨年3月の紛争処理小委員会(パネル) 報告の判定を支持。エアバスの親会社EADSは、ボーイング支援によ り2002-06年に売上高450億ドル相当が損なわれたと主張していた。

欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のデフフト委員(通 商担当)はジュネーブで記者団に対し、補助金はボーイングの事業を 「支援するあからさまな違法手段だ」と語った。

原題:WTO Upholds Ruling That Illegal Boeing Aid Tops $5.3 Billion (3)(抜粋)

--取材協力:Eric Martin、Jones Hayden.

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