ブラジル、レアル高対策強化-金融税対象の借り入れ期間延長

ブラジル当局は今月に入り、通貨レ アル高阻止に向けた対策を相次ぎ打ち出している。国内企業に対しては 期間5年以内の国外借り入れと海外起債に6%のIOF税(金融取引 税)が適用されることになった。

IOF課税は当初、期間2年を上限に実施されたが、今月1日に3 年へと期間が拡大されていた。

ブラジルのルセフ大統領は先週、先進国が自国通貨相場の抑制を図 る動きから生じた「金融の津波」から、自国経済を守るため必要な手段 は全て講じると言明。今月初めからのレアル高抑制策強化を受けて、ブ ルームバーグ・データによると同通貨は主要16通貨の中で騰落率が最低 となっている。

リキデスDTVM(サンパウロ)の通貨ディレクター、フランシス コ・カルバリョ氏は「政府が使っている武器はドル相場の維持に貢献す るだろう」との見通しを示すとともに、「外的環境もまたドルを押し上 げている」と語った。

レアルはサンパウロ市場で午後0時44分(日本時間13日午前0時44 分)現在、1.4%安の1ドル=1.8168レアルで取引されている。一時、 2カ月ぶり安値となる1.8193レアルを付けていた。今月これまでの下落 率は5.6%。

原題:Brazil Escalates Effort to Weaken Real Amid Currency War (3)(抜粋)

--取材協力:Josue Leonel.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE