財務相:103億ドル相当の購入枠に認可-日本の中国国債投資 (訂正)

安住淳財務相は13日午前の閣議後 会見で、日本の外貨準備を活用した中国国債の購入枠について、650 億人民元(約103億ドル相当)の許可が中国政府から下りたことを明 らかにした。国債投資には中国人民銀行の認可が必要で、日本政府の 申請に対し8日に中国側から回答があったという。

財務相は「日中当局間の情報交換の促進を含む両国の経済関係の 強化という目的に鑑みれば、適切な購入枠の規模だ」と説明。実際の 購入額については「当面は購入枠の範囲の中で、少額の運用から開始 する」との見解を示した。開始時期は「システム対応など事務手続き に数カ月の準備期間が必要だ。市場の動向も踏まえて購入のタイミン グを判断する」と述べた。

資本規制がある中国では同国国債の取引は原則的に国内に限定さ れている。一方で、日本国債に対する中国の投資残高は2009年末の

3.4兆円から10年末の10.5兆円へと大幅に増加。日本政府は中国当 局と「双方向」で国債購入ができるよう調整を続け野田佳彦首相が昨 年末、訪中した際に温家宝首相と申請手続きを進めることで合意した。

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