2月の英住宅価格指標:19カ月ぶり高水準-RICS

英王立公認不動産鑑定士協会 (RICS)が集計した英住宅市場に関する調査結果によると、2月の 住宅価格指標は1年7カ月ぶりの高水準となった。住宅の初回購入者が 不動産税優遇措置の終了を前に購入に動いたことが改善の一因。

RICSが13日に配布した資料によれば、不動産業者や鑑定士を対 象に実施した同調査で、住宅価格指標はマイナス13と前月から3ポイン ト改善し、2010年7月以来の高水準となった。ただ、指標は引き続きゼ ロを下回っており、住宅価格は下落したとの回答が上昇したとの回答よ りも多かったことを示している。

今回の調査では、25万ポンド(約3220万円)未満の住宅の初回購入 者を対象とする2年間の税優遇措置が今月24日に期限を迎えるのを前 に、英国民がこの制度を活用しようとする動きが一部反映されている。 RICSでは、厳格な融資条件にもかかわらず、こうした「一時的な要 因」が取引を活発にするとともに、景気見通しの改善が長期的な価格予 想を押し上げているとみている。

RICSの広報担当アラン・コレット氏は発表資料で、「優遇期間 終了を前に見られている最近の取引改善に伴い、不動産市場に対する楽 観的な見方が徐々に戻りつつあるかもしれない」との見方を示した。た だ、「潜在的な初回購入者の多くには依然として住宅ローンが行きわた っていないため、今後の販売についてより楽観的な見通しが維持される かどうかは分からない」としている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE