サルコジ氏、世論調査で劣勢-仏大統領選まであと42日

サルコジ大統領は2月15日にフラン ス大統領選への出馬を表明して以来、最大の対立候補に対し、嘘をつい ている、フランスを愛していないなどと言って攻撃してきた。また、法 人税や移民、雇用に関連する新たな提案を発表したほか、欧州の協定か らフランスを脱退させる意向を表明したりもした。それなのに、サルコ ジ氏の世論調査での順位はほとんど変わっていない。

大統領選の第1回投票まであと42日となったが、サルコジ大統領は 過去4カ月間に行われた全ての世論調査で社会党のオランド候補に対し て劣勢に立たされ、2010年以来ユーロ圏で政権の座を追われる8人目の 指導者となる可能性が高まっている。パリ・マッチ誌が週末に発表した IFOPに委託した世論調査では、オランド氏55%対サルコジ氏45% と、サルコジ氏の負けを示す結果になっており、他の調査でも同様の差 がついている。

パリ政治学院のローラン・デュボワ教授は「サルコジ氏は中道派を 取り込もうとする一方で、右派の支持を維持するのに苦戦している」と 指摘。「同氏には選挙戦で有利になる経歴がないほか、人に好かれるよ うな性格でもない。結局、オランド氏を攻撃するしかなく、人々を結集 できる魅力的な選挙戦にはならない」と述べた。

サルコジ大統領は11日、支持者約5万人が集まった集会に参加し、 選挙戦のてこ入れを図った。不法移民の抑制に向け改正されない限り、 欧州の国境開放を定めたシェンゲン協定からフランスを脱退させる意向 を示したほか、一部の公共事業契約について、米国の同様の法律をモデ ルにした「バイ・ヨーロピアン法」を提案した。

原題:Sarkozy Struggles to Advance Past Hollande as French Vote Nears(抜粋)

--取材協力:Francois de Beaupuy.

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