ポーランド中銀:利下げの可能性高まる-政策委メンバー

ポーランド中央銀行が利下げに踏み 切る可能性は高まりつつあると、中銀金融政策委員会メンバーのエルジ ェビエタ・ホーイナドゥフ氏が指摘した。同国の来年の経済成長率 は2009年以来の低い伸びが見込まれている。

同氏はインタビューで、その上で金融政策委は当面は「様子見」姿 勢を続けざるを得ないと指摘。通貨ズロチはユーロに対する上昇を維持 する必要があり、政府は借り入れコスト引き下げに向けた環境作りで財 政赤字削減を推し進めなくてはならないと説明した。

ポーランド中銀は7日、政策金利である7日物レファレンス金利 を4.5%に据え置いた。これは 2009年1月以来の高水準。中銀は同時に 成長鈍化を予想するとともに、インフレ率予想について今年の分を上方 修正し来年については下方修正した。中銀のベルカ総裁は政策決定後、 利下げよりも利上げの公算が大きいとする従来の立場をあらためて示し ていた。

ホーイナドゥフ氏は「ユーロ圏信用危機の時期の高インフレが、ポ ーランド経済には現時点では金利据え置きが妥当との見通しを阻害して いる」とした上で、「来年と再来年のリスクは変化してきており、利下 げに向けた条件が整いつつある」と付け加えた。

原題:Polish Rate Cut Becoming More Likely on Slowing GDP, Chojna Says(抜粋)

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